このサイトでは、自費出版について、またそこでどのようなことが出来るのかについて紹介していきます。
変わった本という理由で出版しにくいと思われる内容でも、面白いと思うことが自由に出来るのが自費出版の楽しさです。
隙間を縫うような面白さは、大手出版社にはなかなか難しいもの。小回りの利く方法で、その面白さを世間に問いかけていく。それが何よりも面白いところに、最大の魅力があります。
そしてそれは、世界に語りかけるひとつの方法なのです。
世の中には、大量の本が出版されています。一日の出版点数だけでも膨大なものです。
読者はその中から自分の好みにあった本を選ぶというのが、出版社と読者の関係です。が、それだけでは何とも物足りないものがあるのも事実。
もう少し、あとちょっと何かが足りないと思うときこそ、自費出版という方法で自分の中のフラストレーションを解放させるときかもしれません。
世間的には、変わった本だと思われるような内容であったとしても、その面白さを誰かに伝えたいと願うとき、自分の力で本という形にまとめることが出来るのです。
本という、明確な形として存在することの喜びは、ネット社会となった現在でも一味違った感動をもたらすものです。
自費出版には、世界と自分とをつなぐ未来の一つの形があるといっても過言ではありません。
自費出版で出版する事が出来る本の種類ですが、基本的に普通の書店に並ぶ書籍類と同じです。
自費出版なので、このジャンルはNGです、と断れる分野は原則としてない、そう考えてOKでしょう。むしろ商業誌では断られてしまうようなマニアック過ぎる分野なども出す事が出来ます。
自分でコストを負担して出版するわけですので、本の種類の自由度は商業誌よりも高いです。
普通の書店に並ぶ雑誌は、出版社の方で「売れるか、売れないか」というフィルタリングが常になされています。
そのため、良く言えば王道のストーリーの小説やライトノベルや漫画本が揃っているため、読者は安心して手に取れます。
しかし、その代償としてベタな物語の物が自然と多くなり、コアなマンガ好きやミステリファンはがっかりする事も多いです。
一方で自費出版であれば、奇抜なストーリーの小説やライトノベル、前代未聞のキャラクターを主人公にした独創性が高い漫画本なども出す事が出来ます。
また商業誌では描きにくい哲学や宗教、民族文化などを綴ったストーリーも、自費出版の方であればフィルタリングされる事なく、そのまま出せます。
ただし、明らかに公序良俗に反する物や著作権侵害の作品は出せません。